【生徒からの質問】古文の予習方法
生徒からの質問に回答します。
【質問】
漢文ではなく古文に関しての質問なのですが、どこまで予習をすれば良いのかわかりません。今はノートに本文を全て写し、全て品詞分解し、訳を書いています。しかし解説動画では全ての単語の品詞に触れていないので、非効率的な予習の仕方になっていないか心配です。何かアドバイスがありましたらよろしくお願いします。
【回答】
予習、がんばっていますね!この不測の事態においても淡々と学校があった時通りに取り組んでいるのだろうと推察します。素晴らしい。
回答ですが、質問者のやっているやり方を継続してください。
質問者がやっているやり方ほど“効率的”な予習はありません。すべてが質問者の力になっています。
とはいえ、皆さんはいよいよ受験学年となり、仕上げていかなければならない科目も増えました。そこで、3年生では、少しでも古典の予習の負担を減らすために、「本文プリント」を配布します(今はPDFで載っけています)。本文を写す時間を浮かし、本文プリントを切り貼りしてノートを作成することを勧めます。もちろん自分の字が良い人や、ノートにプリントを貼ることが好みでない方は、写して良いですし、書き写さない分、さらに音読に力を入れる必要もあろうかと思います。
授業時に、すべての品詞分解を説明することはありえません。それは1年2年の授業でもそうでした。品詞分解は、本文を読み解くための手段であり、目的ではないからです。
授業をする時には、品詞分解をして自力で読み解いてきた皆さんと、読解の確認をしていきます。
授業や動画では全文の品詞分解をしていなくても、品詞分解はしてあることが前提で講義が進んでいるのです。
予習をしていてうまく品詞分解できなかった文は、訳もうまくいっていないはずです。授業ではそこを重点的に確認しましょう。授業者が授業や動画でそこに触れていない場合は、質問をしてください(今はフォームやコメント欄を活用してください)。
「古文が読めない」という人は、品詞分解ができていないのです。
品詞分解こそが基礎基本ですから、その基礎基本を疎かにする人は当然読めるようになりません。
質問者は自信をもって、もうしばらく今の方法を続けてください。その上で、「品詞分解はとても大事だがあくまで読解のためのツールである」ということを再確認し、本文全体を深く読解する楽しみを得てほしいと願っています。
※シラバスでは、次は『枕草子』の「大納言殿参りたまひて」をやることになっていますが、変えるかもしれません。検討中です。「古典」の授業の次の作品は、またお知らせします。
【質問】
漢文ではなく古文に関しての質問なのですが、どこまで予習をすれば良いのかわかりません。今はノートに本文を全て写し、全て品詞分解し、訳を書いています。しかし解説動画では全ての単語の品詞に触れていないので、非効率的な予習の仕方になっていないか心配です。何かアドバイスがありましたらよろしくお願いします。
【回答】
予習、がんばっていますね!この不測の事態においても淡々と学校があった時通りに取り組んでいるのだろうと推察します。素晴らしい。
回答ですが、質問者のやっているやり方を継続してください。
質問者がやっているやり方ほど“効率的”な予習はありません。すべてが質問者の力になっています。
とはいえ、皆さんはいよいよ受験学年となり、仕上げていかなければならない科目も増えました。そこで、3年生では、少しでも古典の予習の負担を減らすために、「本文プリント」を配布します(今はPDFで載っけています)。本文を写す時間を浮かし、本文プリントを切り貼りしてノートを作成することを勧めます。もちろん自分の字が良い人や、ノートにプリントを貼ることが好みでない方は、写して良いですし、書き写さない分、さらに音読に力を入れる必要もあろうかと思います。
授業時に、すべての品詞分解を説明することはありえません。それは1年2年の授業でもそうでした。品詞分解は、本文を読み解くための手段であり、目的ではないからです。
授業をする時には、品詞分解をして自力で読み解いてきた皆さんと、読解の確認をしていきます。
授業や動画では全文の品詞分解をしていなくても、品詞分解はしてあることが前提で講義が進んでいるのです。
予習をしていてうまく品詞分解できなかった文は、訳もうまくいっていないはずです。授業ではそこを重点的に確認しましょう。授業者が授業や動画でそこに触れていない場合は、質問をしてください(今はフォームやコメント欄を活用してください)。
「古文が読めない」という人は、品詞分解ができていないのです。
品詞分解こそが基礎基本ですから、その基礎基本を疎かにする人は当然読めるようになりません。
質問者は自信をもって、もうしばらく今の方法を続けてください。その上で、「品詞分解はとても大事だがあくまで読解のためのツールである」ということを再確認し、本文全体を深く読解する楽しみを得てほしいと願っています。
※シラバスでは、次は『枕草子』の「大納言殿参りたまひて」をやることになっていますが、変えるかもしれません。検討中です。「古典」の授業の次の作品は、またお知らせします。
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